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NASは本当に必要?いらない人・必要な人の判断基準と費用・電気代の実際

#NASの知識

NASは本当に必要?いらない人・必要な人の判断基準と費用・電気代の実際

27/03/2025

NASは便利な機器ですが、全員に必要なものではありません。スマホ1台の写真保存で足りている場合や、少量のファイルを年に数回だけ共有する場合は、外付けSSDやクラウドストレージで十分なこともあります。

ASを導入するかどうかは、「保存したいデータ量」「複数端末で使うか」「バックアップを自分で管理できるか」「本体・HDD・電気代を含めた費用に納得できるか」で判断するのが現実的です。

NASストレージとクラウドストレージ、どちらを選ぶか

あなたにNASは必要か、30秒で判断する

質問 はい →
保存データは数百GB以内で、今後も大きく増えない NASは不要。クラウドで十分
クラウドの有料プランを家族で複数契約している、または容量上限が近い NASが有力
家族の写真・動画が各自のスマホやPCに分散している NASが有力
PCやスマホ、複数デバイスのバックアップを自動化したい NASが有力
月額課金を止めて、データを手元で管理したい NASが有力
機器の初期設定や管理に一切手間をかけたくない NASは不向き。クラウド継続を推奨

「不要」「不向き」に近い項目が多かった場合は、無理にNASを導入せず、今の方法を続けるのも十分に合理的な選択です。逆に「有力」が複数当てはまった方は、以下で各項目の根拠と、導入した場合の費用の実際を確認してみてください。

キーポイント

  • クラウドの無料枠で足りている人、データが増えない人に、NASは不要です。 無理に導入する理由はありません。
  • NASが必要になるのは、クラウドの月額課金が増え続ける、家族の写真が端末ごとに分散している、複数デバイスのバックアップを自動化したい、のいずれかに当てはまる人です。
  • NAS電気代は月額約100〜250円が目安です(DH2300、概算額)。 24時間つけっぱなしでも、サブスクリプション1契約分より安く収まります。
  • 初期費用は本体+HDDで5〜6万円前後からです。 導入後の主な定常費用は電気代です。ただし、数年単位ではHDD交換、容量拡張、バックアップ媒体の費用も見込む必要があります。
  • NASを買ってもバックアップの必要性はなくなりません。 RAIDはHDD故障対策であり、誤削除や災害には別途の備えが必要です。

NASがいらない人

データが少なく、増えない人。 保存したいものが書類と数千枚の写真程度で、合計数百GBに収まるなら、GoogleフォトやiCloudの無料枠〜最小有料プランで足ります。NASの初期投資を回収できるだけのデータ量がありません。

クラウドの使い勝手に満足している人。 現在の運用に不満がなく、月額も許容範囲なら、変える必要はありません。NASへの移行にはデータの引っ越しと設定の手間が伴います。

機器の管理をしたくない人。 NASは買って終わりではなく、初期設定、ファームウェア更新、HDDの状態確認、バックアップ設計といった自己管理が伴います。この手間を「面倒」と感じる人には、事業者がすべて面倒を見てくれるクラウドの方が合っています。

「絶対に壊れない保存先」を探している人。 NASも機械であり、HDDは消耗品です。NASを導入してもバックアップは別途必要です。「NASを買えばデータは安全」という期待で買うと、認識のずれが生まれます。

NASが必要な人

クラウドの月額が積み上がっている。 家族が別々のクラウド契約を維持している場合や、2TBを超える容量が必要な場合は、NASの方が長期的に安くなる可能性があります。詳しい損益分岐はNASとクラウドの費用比較で試算しています。

クラウドストレージの料金

家族の写真・動画が分散している。 「あの写真、誰のスマホにある?」が日常化しているなら、全員のスマホから自動で1か所に集まる仕組みが解決策になります。

スマホやPCの容量が常に逼迫している。 写真がNASへ正常にバックアップされたことを確認した後、端末内の写真を整理すれば、スマホ容量を空けられます。

4K動画やRAWなど、大容量データを扱い始めた。 クラウドでは容量課金が急増する領域で、NASの容量単価の安さが効きます。

外出先から自宅のデータにアクセスしたい。 月額なしで、自分専用のクラウドのように使えます。

防犯カメラ映像をローカル保存したい。防犯カメラや監視カメラの映像をローカルに保存したい場合、NASが保存先になることがあります。

NASの費用:電気代を確認する・本体価格・HDD

NASは24時間稼働が前提の機器なので、電気代を心配する人は多いはずです。結論から言うと、家庭用NASの電気代は月額数百円のオーダーであり、多くの場合、動画配信サービス1契約より安く収まります。

UGREEN NASync DH2300(2ベイ)の公式値で計算します。

{{UGPRODUCT}}

状態 消費電力 月額電気代(35円/kWh、24時間稼働)
HDDアクセス時 約13.7W 約345円(常時アクセスし続けた理論上限)
ドライブ休止時 約3.3W 約83円
実際の使用イメージ アクセスと休止の混在 約100〜250円(一定の休止時間を想定した試算)

計算式はシンプルです:消費電力(W) × 24時間 × 30日 ÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)。たとえば13.7Wなら、13.7 × 24 × 30 ÷ 1000 = 約9.9kWh、35円/kWhで約306円です。実際の家庭利用ではドライブが休止している時間が長いため、概算額は月額約100〜250円となっています。

ベイ数が増え、搭載するHDDの台数が増えるほど、消費電力はその分上がります。4ベイ以上のモデルを検討する場合は、UGREEN NAS製品ページの仕様欄に記載された消費電力を上の式に当てはめれば、月額を見積もれます。

年間にすると約1,200〜3,000円。クラウドの2TBプラン(iCloud+ 2TBは月額1,500円、年間18,000円です。)と比べると、維持費としての電気代が導入をためらう理由にはならない金額です。

NASの電気代を抑えるには、省電力設定、HDDスリープ、使わないアプリの停止、設置場所の温度管理が役立ちます。UGREEN NASの電気代や省電力設定については、家庭用NASの電気代と省電力設定で詳しく整理しています。

NAS本体価格

NASは本体だけでは使えません。多くの場合、HDDやバックアップ用ストレージも必要になります。

項目 費用の目安
NAS本体(DH2300、2ベイ) 約26,300円
NAS用HDD(4TB×2台、RAID 1構成) 約20,000〜25,000円
初期費用合計 約4.6〜5.1万円
2年目以降の年間維持費 電気代 約1,200〜3,000円

RAID 1構成では実効容量はHDD1台分(この例では約4TB)になる点に注意してください。必要な容量の見積もり方はNAS容量の目安と選び方で解説しています。

用途で最終確認:NASで何をしたいか

「必要かもしれない」と感じたら、最後に自分の用途を確認してください。

写真・動画の一元管理と家族共有。 NASの最も定番の用途です。スマホからの自動バックアップ、顔認識による整理、家族への共有まで、NASでの写真管理として体系化されています。

PCバックアップとファイル共有。 WindowsとMacの自動バックアップ先、家庭内のファイルサーバーとして機能します。

メディアサーバー。 保存した動画・音楽をテレビやスマホで再生できます。

上級用途(Dockerアプリ)。 対応モデルでは、マインクラフトサーバーやVPNサーバーなど、Dockerによる拡張が可能です。どんなアプリが動くかはDockerアプリのカタログ記事を参照してください。なお、DH2300はDocker非対応のため、これらの用途には対応モデル(DXPシリーズ等)が必要です。

監視カメラの録画を検討する場合は、購入前にいくつかの点を確認する必要があります。 UGREEN NASの監視機能では、ONVIFまたはRTSPに対応するネットワークカメラを接続し、映像をローカル保存できます。導入前にカメラの互換性、録画日数、解像度、必要容量を確認してください。 監視用途に適したHDDの選定と、録画日数×解像度からの容量計算も必要になります。

NASが必要かどうかに関するよくある質問

NASがいらないのはどんな人ですか?

保存データが数百GB以内で増える見込みがない人、現在のクラウドに不満がない人、機器の管理に手間をかけたくない人です。この条件に当てはまるなら、クラウドストレージの継続が合理的で、NASを導入する必要はありません。

NASの電気代は月いくらですか?つけっぱなしで大丈夫ですか?

DH2300の場合、公式値でHDDアクセス時約13.7W、ドライブ休止時約3.3Wで、月額約100〜250円が目安です(35円/kWh)。NASは24時間稼働を前提に設計されているため、つけっぱなしでの運用が標準です。ドライブの休止機能により、アクセスのない時間帯の消費は自動的に抑えられます。

NASのデメリットは何ですか?

初期費用(本体+HDDで5万円前後から)、初期設定と管理の手間、設置スペースと動作音、そしてNAS本体の故障・災害リスクです。特に、RAIDを組んでもバックアップの代わりにはならないため、重要データは別媒体への二重化が必要です。この管理責任を負えるかが、クラウドとの分かれ目です。

一人暮らしでもNASは必要ですか?

一人暮らしでも、写真・動画が増え続けている、複数端末をバックアップしたい、クラウド料金を抑えたい場合は導入価値があります。判断は現在の容量だけでなく、増加速度と利用目的で行います。

まとめ

NASは、全員に必要な機器ではありません。データが少なく、クラウドで満足していて、機器の管理をしたくない人には不要です。

NASは、写真・動画・仕事ファイルを複数端末で管理したい人、クラウド容量や月額料金に不満がある人、自宅に大容量のバックアップ先を持ちたい人に向いています。

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