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NASに保存した写真がぼやける原因4つ|確認方法と対処法

NASに保存した写真がぼやける原因4つ|確認方法と対処法

13/10/2025

NASに保存した写真が「前より画質が悪い」「ぼやけて見える」と感じた場合。この現象の原因は、多くの場合NAS側ではなく、転送元のスマートフォンに残っていたファイルが、すでにオリジナルではなかったことにあります。

UGOS Proのファイル管理は、アップロード、ダウンロード、コピー、移動のいずれでも、自動的に形式変換や再エンコードを行いません。保存したファイルは、送られてきたそのままの状態で保持されます。つまり、NASに粗い写真があるなら、粗い状態で送られてきた可能性が高いということです。

この記事では、画質が悪く見える原因を4つに切り分け、それぞれの確認方法と対処法を解説します。

キーポイント

  • 最も多い原因は、iPhoneの「iPhoneのストレージを最適化」設定です。 この設定がオンだと、端末には縮小版しか残っておらず、それがNASに転送されます。
  • NAS上で見ている画像が、表示用に生成されたサムネイルである場合があります。 ファイルサイズと解像度を確認してください。
  • UGOS Proは自動的な形式変換や再エンコードを行いません。 HEICやRAWは、そのままの形式で保存されます。
  • **転送が中断された場合、UGREEN NASは中断からの再開に対応しています。

まず確認:原因の切り分け

症状 考えられる原因 対処
iPhoneから転送した写真だけが粗い 「iPhoneのストレージを最適化」がオン 原因1へ
一覧では粗いが、開くと問題ない サムネイルを見ている 原因2へ
ファイルサイズが元より明らかに小さい 最適化版が転送された 原因1へ
写真が開けない、一部が壊れている 転送の失敗 原因4へ
特定の形式(HEIC、RAW)だけ表示がおかしい 表示側の対応の問題 原因3へ

原因1:iCloud上のオリジナルがiPhoneにダウンロードされていない

iPhoneで「iPhoneのストレージを最適化」が有効になっている場合、フル解像度のオリジナルはiCloudに保存され、端末には容量を抑えた最適化版のみが残ることがあります。

UGREEN NASアプリは、iPhoneの写真ライブラリから端末上のファイルを取得します。そのため、オリジナルがiPhone本体に存在しない状態でバックアップを行うと、NASに保存されるのも端末上の最適化版となります。

iPhoneにオリジナルをダウンロードする

以下の設定を確認してください。

  1. iPhoneで「設定」を開きます。
  2. 「ユーザー名」→「iCloud」→「写真」の順に進みます。
  3. 「iPhoneのストレージを最適化」ではなく、「オリジナルをダウンロード」を選択します。
  4. iCloud上の写真がiPhone本体にダウンロードされるまで待ちます。

Description

ダウンロードには、安定したWi-Fi接続と十分な空き容量が必要です。写真や動画の量によっては、完了までに時間がかかる場合があります。

設定を変更した直後にバックアップを開始すると、一部の写真がまだ最適化版のまま残っている可能性があります。

オリジナルのダウンロード完了を確認する

バックアップを再実行する前に、対象の写真をiPhone上で開き、以下の情報も確認してください。

  • 解像度
  • ファイル形式
  • ファイルサイズ
  • 撮影日時

固定の容量や解像度を基準にするのではなく、iCloud上のオリジナルや、別の保存先にある同じ写真と比較してください。

別のフォルダへ再バックアップする

すでにNASに保存されている写真をすぐに削除するのは避けてください。

次の順序で置き換えてください。

  1. オリジナルがiPhoneにダウンロードされたことを確認する
  2. NAS上の別のフォルダに再バックアップする
  3. 新旧ファイルの解像度、形式、容量を比較する
  4. 新しいファイルがオリジナルであることを確認する
  5. 問題がなければ、古い最適化版を整理する

同じ保存先に再バックアップした場合の動作は、バックアップタスクの重複処理設定によって異なります。上書きされることを前提とせず、別のフォルダで確認する方法が安全です。

iPhoneの写真の自動バックアップ設定については、『iPhoneの写真をNASに自動バックアップする方法』で確認できます。

Androidの場合

Androidでも、メーカー独自のクラウドサービスで同様の設定がある場合があります。たとえばXiaomiでは、クラウドサービスの「アルバム」設定で「高品質画像をダウンロード」を「オリジナルをダウンロード」に切り替えます。

バックアップの前に、以下の項目を確認してください。

  • オリジナル画像が端末にダウンロードされている
  • 容量節約版やプレビューだけではない
  • 写真アプリの保存画質が圧縮設定になっていない

Googleフォト上に「容量節約画質」でしか保存されていない写真は、後から保存設定を変更しても、既存のクラウド上のコピーが元の画像に戻ることはありません。元の画像が端末、PC、カメラ、または別のバックアップ先に残っていないか確認してください。

原因2:写真一覧のサムネイルを見ている

UGREEN NASの写真一覧では、大量の画像を素早く表示するために、縮小されたサムネイルやプレビューが使用される場合があります。

そのため、一覧表示では粗く見えても、保存されている元のファイル自体は正常な場合があります。

元のファイルを確認する方法

次の手順で確認してください。

  1. 一覧表示だけで判断せず、写真を開く
  2. ファイルの詳細情報を確認する
  3. NASからPCやスマートフォンにダウンロードする
  4. 対応する画像ビューアで開く
  5. 転送元の同じ写真と比較する

比較する項目は以下の通りです。

確認項目 確認内容
解像度 転送元と同じピクセル数か
ファイルサイズ 同じ写真のオリジナルデータと大きく異ならないか
ファイル形式 HEIC、JPEG、RAWなどが維持されているか
表示内容 拡大時に細部が保たれているか
Exif情報 撮影日時やカメラ情報が比較の手がかりになるか

Exif情報が残っていれば、同一のファイルかどうかを判断する手がかりになります。ただし、Exifがないというだけで、縮小版や破損ファイルであると判断することはできません。

NASからダウンロードした写真に問題がなければ、保存品質ではなくサムネイル表示の問題です。

原因3:HEICやRAWを表示するアプリが対応していない

UGOS Pro上で通常のファイルコピーや移動を行っても、HEICやRAWが自動的にJPEGに変換されることはありません。

HEICはHEICのまま、RAWはRAWのまま保存されます。

そのため、特定の形式の写真だけが正しく表示されない場合は、NASへの保存ではなく、ブラウザや画像ビューアの対応状況を確認してください。

保存と表示を分けて確認する

次のような症状は、表示側の問題である可能性があります。

  • HEICのみプレビューできない
  • RAWの色や明るさが異なって見える
  • ブラウザでは開けないが、専用アプリでは開ける
  • サムネイルが生成されない
  • 拡張子は残っているが、一覧で正しく表示されない

元のファイルを対応アプリにダウンロードし、正常に開けるか確認してください。

送信側で形式変換される場合がある

NASが変換していなくても、スマートフォンや転送アプリ側の設定により、アップロード前に変換される場合があります。

例えば、互換性を優先する設定により、HEICがJPEGとして送信されることがあります。

NAS上のファイルについて、以下を確認してください。

  • 拡張子が変更されていないか
  • 送信元とファイル形式が一致しているか
  • 解像度とファイルサイズが一致しているか

形式が変更されている場合は、NASではなく送信側の設定を確認してください。

原因4:転送が正常に完了していない

ネットワーク転送の問題は、通常、「少しぼやける」「画質だけが低下する」といった形では現れません。

主な症状は以下の通りです。

  • ファイルが開けない
  • 画像の一部が欠けている
  • アップロードが完了していない
  • ファイルサイズが不自然に小さい
  • エラーや未完了の通知が表示される

UGREEN NASアプリの「写真バックアップ」タスクは、中断後の再開に対応しています。転送が停止した場合は、バックアップタスクの状態を確認し、未完了のファイルを再転送してください。

安定した転送のための確認事項

  • 大量の転送を行う場合は、安定したWi-Fiを使用する
  • 可能であれば、PCから有線LAN経由で転送する
  • 転送中にスマートフォンの通信が切断されないようにする
  • バックアップタスクが完了しているか確認する
  • NAS上のファイルが開けることを確認してから、元のデータを整理する

通信が一時的に不安定になっても、正常に転送が完了したファイルの解像度だけが低下することは通常ありません。わずかな画質低下が見られる場合は、まず最適化版、サムネイル、表示形式を確認してください。

オリジナル画質でバックアップするための確認事項

iPhoneやスマートフォンの写真をNASに保存する前に、次の順序で確認してください。

  1. オリジナルが端末上に保存されている
  2. iCloudからのダウンロードが完了している
  3. 端末に十分な空き容量がある
  4. 送信側で形式変換されていない
  5. 安定したネットワークで転送する
  6. バックアップタスクが完了している
  7. NAS上のファイルを転送元と比較する

比較する際は、写真の外観だけでなく、解像度、ファイルサイズ、形式も確認してください。

画質のバックアップが鮮明でない場合のよくある質問

NASへ写真をコピーすると画質は落ちますか?

通常のファイルコピーだけで、写真の解像度や画質が低下することはありません。

UGOS Pro上でコピーや移動を行っても、写真は自動的に再エンコードされません。画質が悪い場合は、転送元のファイル、サムネイル表示、送信側の形式変換を確認してください。

「iPhoneのストレージを最適化」がオンでも元画質でバックアップできますか?

オリジナルがiCloud上にあり、iPhone本体に最適化版しかない状態では、UGREEN NASアプリが取得できるのは端末上の最適化版です。

元画質で保存するには、「オリジナルをダウンロード」を選択し、iCloudからiPhone本体へのダウンロードが完了してからバックアップしてください。

NASの写真一覧だけが粗く見えるのはなぜですか?

写真一覧では、表示速度を上げるために縮小したサムネイルが使用される場合があります。

写真を実際に開くか、NASからダウンロードし、転送元と解像度やファイルサイズを比較してください。元ファイルが正常なら、画質は劣化していません。

HEICやRAWは元の形式で保存されますか?

UGOS Pro上の通常のファイル操作では、HEICやRAWが自動的にJPEGへ変換されることはありません。

正しく表示できない場合は、使用しているブラウザや画像ビューアが対象形式に対応しているか確認してください。

まとめ

NAS上の写真が粗く見える場合、最初に確認するのは転送元のファイルです。

iPhoneで「iPhoneのストレージを最適化」が有効になっていると、オリジナルはiCloudに保存され、端末には最適化版だけが残ることがあります。UGREEN NASアプリは端末上の写真を取得するため、元画質でバックアップするには、事前にオリジナルをiPhoneへダウンロードする必要があります。

一覧画面だけが粗い場合は、サムネイル表示の可能性があります。HEICやRAWだけ正しく表示されない場合は、保存ではなく表示アプリの対応を確認してください。

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